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2016年10月9日日曜日

音読療法の講座に自治体から予算が出た

すべての自治体にあるわけではないと思いますが、地方の自治体に「ふるさとづくり人材育成事業」というものがあるそうです。
いまグーグルで調べてみたら、ずらっとたくさん出てきました。
つまり、各自治体がふるさとづくりのための人材育成に力をいれているというわけです。

ひとりの女性がまちの広報に載っていたその事業のことを知りました。
広報にはまちづくりに必要な技術を習得するのに、行政から補助金が出るとありました。
彼女は音読療法の講座に出ることにたいして、補助金が出ないかどうか問い合わせ、それをゲットできたのです。

補助金はボイスセラピー講座と音読トレーナー養成講座(計3日間)の受講費と、彼女が住んでいる地方から東京への交通費、宿泊費にたいして出ます。
音読トレーナーの資格を取得すれば、介護予防や未病のための健康法などに有効な音読ケアワークをおこなうための技術を身につけられます。
これはまさに、高齢化や、からだ・こころの病気の多様化がすすむ地方にとって、ふるさとづくりに有効なワークで、そのリードができるトレーナーを育成するというのは、地方自治体の人材育成事業としては適切なものでしょう。

同時に、これまで多くの実績をかさねてきた音読療法が、ようやく自治体にその正当性・有効性を認められることになって、オーガナイザーの私としてはうれしいかぎりです。
これを手始めに、多くの自治体に音読療法のケアワークが取りいれられるようになればうれしいと思います。
とくに介護予防の分野で大きな力を発揮することでしょう。

地方の自治体では、いま、住民の極度な高齢化によって、介護保険の予算が逼迫しています。
それをすこしでも減らすべく力がいれられているのが、介護予防運動です。
ここにはすでにさまざまなワークが取りいれられ、民間とも協力しあいながら介護予防教室などがスタートしている自治体も多いのですが、まだまだ行きとどいていないといっていいでしょう。
音読療法はこの分野で大きな力を発揮できるはずだと思っています。
それを自分の仕事とする人も出てきていいのです。
社会貢献を仕事としたい、そういう人も多いようです。

さて、音読療法協会ではひさしぶりに音読トレーナー養成講座を開催します。
二日間の連続講座で、音読療法の全貌と音読ワークの技法、共感的コミュニケーションを身につけていただきます。
受講後は実際に音読ワークを実施していただき(サポートします)、レポートを何回か提出してもらう必要がありますが、その後は音読トレーナーとして正式に認定を受けます。
自治体から予算を引きだすなり、自分でワークや教室を開催するなど、積極的に動いてもらえればと思います。

音読トレーナーは事前にボイスセラピー講座を受講修了しておく必要がありますが、養成講座の前にボイスセラピー講座も開催しますので、合わせて一気に受講することもできます。
気がかりがある方は遠慮なくお問いあわせください。

ボイスセラピー講座@国立(11.3)
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を、半日で学び身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。

音読トレーナー養成講座合宿(11.4-5)
介護予防に最適な音読療法ワークを指導する「音読トレーナー」の資格を取得する2泊3日の合宿形式の講座を11月4日(土)と5日(日)の二日間にわたって、都内近郊の会場で開催します。

2016年9月14日水曜日

楽しい瞑想とマインドフル表現

「瞑想」や「マインドフルネス」がもてはやされていて、その定義もさまざまですが、私がおこなっているものは一貫して、 「思考を手放し、いまこの瞬間の自分自身とまわりの世界とつながっている(認識する)状態の持続」 を意味してい

2015年3月2日月曜日

ボイスセラピーの必要性と可能性、職業的自立をめざして


IMG_2116昨日はボイスセラピー講座の日でした(ちょっと語り口を変えてみる)。

昨日の参加者のひとりが、この講座に来た動機として、

「自分もカウンセリングなど対人援助の仕事をしているけれど、ボイスセラピーという言葉にピンときてネット検索してみたら、水城さんのブログを見つけた。それを読んでますますピンときて、参加を申し込みました」

といっておられて、うれしかった。


昨日の講座のなかでも伝えたのだが、ボイスセラピーは非常に簡便な方法でありながら大変効果的で強力な健康法なので、子どもからお年寄りまで、こころの健康から介護予防や認知症予防まで、幅広く貢献できるポテンシャルを持っています。

社会のなかでも、学校、企業、高齢者福祉施設、地域行政など、これもまた幅広く活躍できる場の可能性があります(実際すでに活動している場所もある)。


ボイスセラピストも年齢性別を問わずスキルを身につけることができるし、とくに女性の自立した社会貢献仕事としておすすめできます。

昨日も学生や社会人が参加してくれたし、結婚して家庭を持っているような主婦の方も自分のアイデンティティややりがいのある仕事、社会と貢献的にかかわる仕事としてボイスセラピストをめざしてもらえるのではないかと思っています。

(オーガナイザー・水城ゆう)


来月4月のボイスセラピー講座はやはり1日・水曜日の開催です。

平日の開催になりますが、仕事を休める方、フリーの方、契約仕事の方、学生、主婦など、お待ちしています。

詳細と申し込みはこちら




2014年12月29日月曜日

2014年最後のボイスセラピスト講座


IMG_1646昨日は午前10時から今年最後の2級ボイスセラピスト講座を開催した。

新規参加と再受講が混じっての講座。


2011年末からスタートしたボイスセラピストの育成講座だが、丸3年やってきて、資格取得者の数は増えたが、現場に出てきてくれる実務者がなかなか増えてこないという悩みがある。

が、昨日来てくれた人はみんな、現場に出ることや、音読療法そのものを仕事の取りいれたり活用していきたいという熱意があって、私もつい熱がはいった。


2015年はいよいよ、音読療法協会の法人化に取りくんでいこうと思っている。

現代朗読協会はNPO法人として申請し、その手続きに大変な苦労したおぼえがあるが、音読療法協会は一般社団法人かなとかんがえている。

トランジションの仲間でもある〈GQパワー〉というエネルギーシフトの問題を扱う団体も、昨年、一般社団法人になったので、手続きなどについて参考にさせてもらえるかもしれないし、身近にいることがなにかと心強い。


まあ、登記や事務的なことは重要ではないとはいわないが、活動の本質ではない。

2015年は法人化とともに、ぜひとも専任スタッフをおけるようにしたいということと、ボイスセラピストを仕事としてやっていける人を、なんとか複数人育てていきたい。

そのための環境作り、人脈やコネクション作り、啓蒙普及活動が、私の仕事だと思っている。

みなさんのご協力をお願いすることになるだろう。


なお、新年2015年最初の2級ボイスセラピスト講座は1月11日(日)に開催される予定だ。

詳細と申し込みはこちら


(オーガナイザー・水城ゆう)




2014年8月29日金曜日

ママカフェ、共感スキル勉強会(8.28)


IMG_0288昨日はママカフェこと「お母さんのための音読カフェ」と、共感的コミュニケーションの勉強会を羽根木の家で開催した。


毎月開催しているママカフェは、これまでゼミ生の藤沢さんや、ゼミ生でボイスセラピストのKAT、音読療法士の野々宮が中心に開催・運営されてきたが、今回は野々宮が不在で、人手が足りないということで、私も手伝うことになった。

これまでにも託児要員として手伝ったことはあるが、昨日はメインのファイリテーターをやらせてもらった。


いつも参加してくれる1歳3か月児のお母さんKさんが、お子さんといっしょに参加。

託児はKATが担当。

もうひとり、夏休みの宿題を持った小学3年生の男子とお母さんOさんが参加。

男子は部屋の横っちょで宿題に取りくんでいた。

我々は「せっかくの夏休みなのになんで宿題なんかあるんだろうねえ」などと無責任なことをいいながら。


前半は呼吸法と音読をやったが、いつもとはちょっと目先を変えて「ソニック・メディテーション」のエチュードを混ぜてみたりした。

KAT作のライスケーキをいただきながら、紅茶。

そのあとの共感的コミュニケーションでは、ベビークラスで気にかかる問題についてKさんが話してくれ、みんなで共感しながらいっしょに考えた。

Kさんが「もしこのママカフェがなかったら、さっさとあきらめてスルーしてしまった問題かもしれません」といっていたのが印象的だった。


※9月のママカフェは25日(木)10:30からの開催です。

詳細と申し込みはこちら

終わってからプレイパークでのイベントに現代朗読協会が参加協力する件について打ち合わせをするために、梅丘まで行ってランチ。

Oさんと藤沢さんと私が自転車に乗り、Oさんの男子はけなげにも走って同行、なかなかの体力だ。

梅丘駅前の〈かどい〉でお昼定食を食べて、イベントの打ち合わせをする。

ちょっと盛りあがりすぎて、店の人から注意されてしまった。

羽根木の家にもどり、午後3時からは共感的コミュニケーションの勉強会。

Oさんも引きつづき参加。

ゼミ生の菜穂子さんが、お母さんといっしょに参加してくれた。

お母さんは一度、中野の〈Sweet Rain〉のライブにいらしていただいたことがあって、初対面ではない。

共感的コミュニケーションに興味を持っていただいたのがうれしい。


各人のちょっとした人間関係の悩みや気づきについて、共感スキルのプロセスを解説しながら、実際に学習していった。

現実的にみてすぐその場で対処できること、あるいはその場で対処できなくても後になってから「修復的」に用いることができることなどについても学習した。


終わってから菜穂子さんのお母さんが差し入れてくれた手作りチョコレートケーキをみんなでいただく。

おいしかった。

ごちそうさまでした。


※9月の羽根木の家の共感的コミュニケーション勉強会は25日(木)15時からと19時からの2回開催です。

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(音読療法オーガナイザー・水城ゆう)




2014年1月7日火曜日

姿勢をのばす習慣を身につける(うつ予防)

medium_2725437315photo credit: Shirin Winiger via photopin cc


それが物理的なものであれ心理的なものであれ、ストレスがかかると人は自動的に対処反応をおこす。

交感神経を瞬時に昂進させ、非常事態に対処できる身体の状態を整えるのだ。

脈拍は速まり、血管は収縮して血圧は上昇し、呼吸は浅く速くなり、筋肉は収縮にそなえ、汗腺は閉じて体温も上昇する。

生物としての非常にすぐれた反応だが、人間は大脳皮質を発達させてしまったがゆえに、この反射反応についての問題を抱えることになった。


ストレスが心理的なものである場合、たとえばいやなことを思いだすとか、まだ起こってもいないことを想像するといったことでも、持続的になる。

ストレスが持続的であれば、交感神経の昂進も持続的になる。

運動対処がないにもかかわらず、身体は緊張し、消耗しつづける。

心身が消耗・疲労し、ときには調子をくずし、病気になることもある。


心理的なストレスはほとんどの場合、「反芻思考」という形でやってくる。

いやことを繰り返し思いだしたり、不安なことをかんがえつづけてしまうことを「反芻思考」という。

これを断ち切ることが、こころの病を予防するもっとも効果的な方法だ。


人が反芻思考におちいっているとき、どんな姿をしているだろうか。

だれでも想像がつくと思うが、目がうつろで呼吸が浅く、姿勢も弱々しく前かがみになっているだろう。

のびのびと反芻思考をしている人はいない。

自分が反芻思考におちいっているということに気づいたとき、さっと姿勢をのばし、呼吸を深くして反芻思考を断ち切り、「いまここ」の自分にもどってこれるといい。

しかし、反芻思考におちいっている人は、そのこと自体に気づきにくいものだ。

なので、ふだんから長時間おなじ姿勢をとらない、ときどき姿勢をのばして呼吸を深くする「癖」を身につけておくとよい(私もそうしている)。


姿勢をのばす、というのは、具体的に「骨盤を立てる」といいかえてもよい。

座っている場合なら、座骨が座面に直角にあたるように骨盤を立てる。

すると脊椎がのび、呼吸の上下動が確保できて深く呼吸できるようになる。

呼吸が深くゆっくりすることによって、交感神経の昂進はおさまり、逆に副交感神経がはたらきだす。

身体が活動から休息へ、消耗から回復の状態へと移っていく。


なにをしていても、ときどきさっと姿勢をのばす癖を身につける。

パソコンに向かっていても、本を読んでいても、食事していても、だれかと話をしていても、電車に揺られていても、ときどき反射的に骨盤を立て、脊椎をのばして、深い呼吸を確保してやる。

これだけのことで心身は回復し、こころの病を予防できる。


※今月の2級ボイスセラピスト講座は1月26日(日)の開催です。

 詳細とお申し込みはこちらから




2013年10月22日火曜日

音読療法はさまざまな場面で役に立つ

2013-09-01 16.27.05 寒いのが苦手で、毎年この時期になると体調がどーんと低空飛行になる。

ここ数日も風邪ぎみで、喉を腫らしたりしてしまったのだが、それでも寝込むほどには悪化させていない。

子どものころから身体が弱く、成人になってからもいったん風邪をひくと重症化させてしまい、数日から一週間は寝こんでしまうことが多かった。

それがここ数年は寝込むまでにはいたらなくなったし、そもそもそんなに風邪をひかなくなった。

年に何度も体調をくずしていたのが、今回の風邪も去年の1月以来だから、ほぼ2年近く調子を崩さなかったわけで、これは私としては新記録だ。


その要因は音読療法しかかんがえられない。

とくにその呼吸法は心身の健康維持にかなり大きなパワーを発揮する。

私自身についていえば、免疫力が向上したことをはっきりと体感している。

風邪をひきにくくなったし、インフルエンザも予防注射なしでかかっていないし、もし風邪をひいたとしても重症化することなくすぐに回復する。


音読療法は告知・宣伝下手のせいか、なかなか普及しないが、現代社会に生きる人々にとってすぐれた健康管理やストレス対策のスキルであると、私は確信している。

実際に音読療法を身につけた人はおおいにそれで役だっていると聞く。

なかにはうつで通院し、薬も欠かせなかった人が、音読療法で薬がいらなくなり、医者からももう来なくていいですよといわれた、という例もある。


音読療法はいろいろな場面で役に立つはずなので、私はもっともっと告知・普及につとめる努力をしていこうと思っている。

たとえば、こんな場面、こんな人々にお役に立てるはずだ。


・受験生および受験生を持つ親の、受験対策としての健康管理、集中力の向上、本番での実力発揮

・企業の管理職が落ち着きと自信を持ち、部下と共感を持って接するために

・人間関係のトラブルによるうつ予防や仕事・生活へのやる気ダウンの対策として

・ひと前で話すことが苦手な人が自分らしくイキイキと表現するために


ニーズがあればボイスセラピストが個人セッションでも対応するし、セミナーを開催する準備もある。

またこれらのニーズに対応できるボイスセラピストの育成も積極的におこないたいと思っている。

興味がある方は気軽にお問い合わせください。

(オーガナイザー・水城ゆう)


次回2級ボイスセラピスト講座の詳細と申し込みはこちら




2013年10月8日火曜日

音読療法の正当性を担保するもの

medium_2348097826 photo credit: jasewiththeface via photopin cc


さまざまな民間療法、通信教育、資格取得セミナーがひしめき、内容もピンからキリまである。

なかには見るからに怪しげなものや、明らかに金儲けが目的の詐欺まがいのもの、どう見ても正当性が疑われるものもある。


どこもさまざまな方法で正当性を主張しているが、なかでももっとも多いのが、顧問に「○○大学教授◎◎先生」「○○研究所所長」「○○協会理事長」といった名前をならべたり、テレビ番組や新聞記事として取りあげられた事実を大きく掲げたりと、つまり外部の「権威」に正当性を保証させようというものだ。


音読療法協会もその正当性をうたっているが、外部権威に保証させる方法はいまのところとっていない。

そのことで不安を覚える会員もいるらしく、実際に外部権威に保証をもらってはどうか、ということを打診されることがある。

しかし、私はそれをやりたくない。


音読療法の正当性を担保するために、音読療法協会では以下の三つの要件を重視している。


(1) 客観性

(2) 論理性

(3) 実証性


「客観性」はその事象が主観的ではなく、客観的であること。たとえばある音読エチュードをおこなったとき、それがもたらす効果や変化についてだれかが主観的に思ったり感じたりするだけでなく、ほかの者がそれを観察して効果や変化について確認できるようなことをいう。

「論理性」はその事象について客観的に説明や証明が可能であり、それが論理的であってだれにでも理解できること。

「実証性」はできれば科学的・学術的に実証できることがのぞましいが、現時点において現代科学で必ずしも証明されていない事象でも、長い歴史や経験のなかで観察され現象面で確からしいことが確認されているものも、音読療法では取りいれることがある。たとえば瞑想や古武道、ヨガなどでつちかわれてきた呼吸法など。もっとも、呼吸法のもたらす効果については、最新の医学や検査装置の発展によって徐々に明らかになりつつある。

以上の要件を重視しながら、できるかぎり正当な体系を築いているのが音読療法である。