photo credit: Marvin Kuo via photo pin
音読療法では2級ボイスセラピスト、1級ボイスセラピスト、そして音読療法士マスターコース修了という資格を設定している。
それぞれすでに資格取得者を出して、活用してもらっているが、取得にかなり時間と労力がかかるマスターコースについては、3名がコース修了を迎えたばかりだ。
マスターコース修了者は音読療法の実施をおこなってもらうことはもちろんのこと、後進の指導や音読療法の普及・啓蒙活動にあたってもらうことになっている。
だれもがいつでもどこでも、なんの道具も使わずに、自分の呼吸と声を使って心身ケアをおこなえるこの方法を、多くの人に活用してもらいたいと思っている。
そのためには、療法士の育成活動をぜひとも持続的なものにしていきたい。
持続的にするためには、人材、場所、告知宣伝などや、それにともなう経費の確保が必要だ。
経費は参加者に負担してもらう方式で、つまり講習費ということになる。
決して気楽な値段ではない講習費の負担を参加者にお願いしているが、これは経費負担であり、音読療法の啓蒙普及活動の持続性を確保するためでもある。
活動が持続的になれば、資格取得者もまた社会貢献や仕事のチャンスが増えるだろう。
活動全体にある程度のスケール感ができてくれば、継続的な活動が可能になってくる。
いまはまだその土台作りの段階で、かなり大変なのだが、これまでの資格取得者やこれからの参加者に協力していただいて、持続可能な活動へといちはやく持っていきたいと思っている。
(オーガナイザー・水城ゆう)
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