2012年9月13日木曜日

ボイスセラピスト2級講座9月コース(1日目)



昨日、9月水曜日昼コース(計3日間)がスタートしました。
今回は音読療法士、ボイスセラピストもサポートに入り、わたしも受講生として参加させてもらい和やかな雰囲気でスタートしました。今回の流れと感じたことを簡単にご紹介します。

1.自己紹介タイム
受講生の中に、ゴスペルをして声を出すことが気持ちがいいと感じた経験がある方がいらっしゃいました。道具不要のストレスマネジメントになるボイスセラピスト講座に興味を持たれたそうです。

2.ボイスセラピ―とは何か
音読療法の柱になるマインドフルネス(気付き)とは何か、マインドフルネス状態を作るための2つ方法となる呼吸法・発声、音読についての説明、音読療法協会で大切にしている自分や人との関わり方(共感的コミュニケーション)についてを説明してもらいました。

3.呼吸発声に関係する身体の仕組みについて(呼吸筋群、呼吸器系)
オーガナイザー水城さんが書いたスケッチ画を使いながら呼吸筋群の説明を受けました。

4.呼吸法
3パターンの呼吸法の実施。交感神経が優位になる呼吸法(ホールブレッシング、ストレッチ呼吸)、副交感神経が優位になる呼吸法(ボトムブレス)を行いました。
呼吸法の後、今どんなことを感じたかを話していきました。参加者全員がそれぞれに違った角度で(下半身やお腹の部分に温かみを感じた、身体の中で伸びたと感じたところがあった、息を吸って身体が膨らむときどんなイメージをしていたか、呼吸に伴って身体が固まったり苦しくなる部分はどこか、楽に気持ちがよく呼吸をするには次はどうすればいいと感じたか)感じたことを話したのですが、私にとってこの時間が大切な気付きの時間になりました。家で1人で呼吸法をしていると、自分が感じやすい部分や気持ちよくなりたい部分を意識して呼吸をすることがありますが、その状態だと自分が意識したいこと以外を感じないようにしていたようです。そう感じるのは、同じ呼吸をしているのに自分と全く違うことを感じ取っている方の話が聞けたからです。
今回の報告タイムは、これからもっと真っ白な状態で呼吸を行えば今まで感じられなかった身体変化を感じることができるかもしれないということを気づかせてもらいました。ここを意識しようと思うこと自体取っ払ったら、もっと身体変化について感じられることが増えるかもしれません。
呼吸法はやればやるほど自分の身体の反応に敏感になっていきます。敏感になるということは、マインドフルネス(今この瞬間の自分の状態に集中している。他に考え事をしていない状態)になっているということです。今回の受講生の方にとって、講座内で行う呼吸や音読、参加者同志のコミュニケーションの時間を通して、様々な気づきの時間になっていただけると嬉しいです。

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