今日も暑くなってきたなか、私はすずしい顔で昼飯なんぞを食っているが、音読療法協会のボイスセラピストが何人か、二子玉川の〈玉川すばる〉という老人ホームに出向いて音読ワークを実施してくれているはずだ。
ご苦労さま。
老人ホームや小中学校での音読ワーク、被災地支援としての音読ケア、個人セッションと、ボイスセラピストの活動の場が徐々に広がりつつある。
まだまだ知名度は低いが、音読療法という方法がすべての方のフィジカル/メンタル両面の健康維持や回復に役立ったり、このストレスフルな社会で生き抜いていくためのスキルとして役立つことがわかっている。
今後は地域社会や職場でも音読療法を役立ててもらいたいと思っている。
地域社会においては、介護を必要としない元気な老後を迎えるための「介護予防」をサポートできるはずだ。
職場においては、ストレスやコミュニケーション不全に対する強力なツールとなるはずだ。
また、職業創出としての側面もある。
ボイスセラピストはだれかに雇われたり雇ったりする関係ではなく、自立し、自分の裁量でおこなっていく仕事だ。
その分、苦労する面もおそらく多いだろうが、自分の意思で自由に仕事をし、なおかつそれが社会貢献になっているという、とてもやりがいのある仕事だと思う。
音読療法協会ではすでに20名をこえるボイスセラピストが生まれているが、専門的な職業として活動できる1級資格やマスター資格を取得した人はまだまだ少ない。
興味のある方はどうぞ気軽に協会までお問い合わせください。
音読療法協会公式ウェブサイトはこちら。
(オーガナイザー・水城ゆう)
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