2012年7月4日水曜日

ボイスセラピストに一番大切なこと







昨日、ボイスセラピスト2級講座3日目が行われました。
最終講義となった3日目、今までの総復習を中心に行いました。ここで行った復習方法はペアワークです。受講生同志が、セラピストとクライアントさん役になり、呼吸法と発声法の練習をしながら確認しました。この受講生同志のやりとりの中で大切な発見がありました。セラピスト役となる人が、順番通りにやろうと不安そうな声になったり、きちんと説明をしようと固くなるとそれがクライアント役の方にも伝わってしまうということです。たとえ、指導順番を間違えても、まずはセラピスト自身がリラックスしてゆったり構えている姿を見せることがクライアントさんの不安や緊張を取り、よりご自身の呼吸による身体の動きや感覚に敏感になるのでは、と受講者の皆さんからコメントをいただきました。
ここで改めて感じたのは、音読療法を行うボイスセラピストに一番大切なことは、『セラピスト自身が深い呼吸でリラックスした状態である』ということです。この大切な部分に受講生自ら気付いていただけました。
余談ですが、私の大好きなヨガインストラクターの女性は、声を聞いたりポーズをしながら教えている姿を見ているだけで気持ちがいいです。インストラクター自身が深く息を吐き吸っていることが身体の動きや声から感じ取れます。
人にリラックスにてもらいたいなら、まずは自分が思いっきりリラックスするということですね。今回受講していただいた皆さん、ありがとうございました。
※写真は、受講生同志で練習をしているところ。

(銀座教室事務局オペレーター 菜穂子)






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