2012年7月10日火曜日

自分に向かって声を出そう



私は、毎朝、小説や詩などの一部を数分間読んでいます。
ここ最近、音読をしている自分の声が変わってきたようです。うまくお伝えできませんが、周りの人にキレイに心地よく聞こえてほしいという前提で出す声から、今この瞬間、自分が出したい声を出している感じです。今までは、周りの人にとって聞き取りやすく、キレイだと感じてもらえる声を出そうとしてしました。もちろんその意識で出す声が、今自分が出したい声ならそれでいいと思います。でも、いつも同じ調子だし、つまらないな~、しっくりこないな~と思っていました。
それが最近は少しづつですが、その意識の枠が外れてきたようです。なぜそう感じるかというと、音読が以前より気持ちよく心地よく楽しいからです。自分が鳥になったような気持ちになるときがあります。
ただこれは、1人で家で読むだけでは気付けなかったと思います。一緒に読む仲間がいて、誰かが気持ち良さそうに読んでいる声や気持ちよさそうな表情を見聞きしているから、(そうか、自分に向かって「気持ちがいい」と感じることを探ればいいのか)とスイッチが入ったのかな。これから、もっと自由自在な「わたし声」になりたいです。自分の声を使ってワクワクできるなんていいな~。

ボイスセラピーで、療法のキーとなるのは「音読」です。講座内でも音読についての理論から面白体験まであります。まずは自分がより自由でいる声を皆さんも発見してみてはいかがでしょうか。

※写真はシーズンフラワーの蓮。
 (銀座教室事務局オペレーター 菜穂子)

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