2012年7月24日火曜日

ボイスセラピストに大切にしてもらっていること

photo credit: Beverly & Pack via photo pin

ボイスセラピー(音読療法)では共感的コミュニケーションを用いる。
ボイスセラピストの資格取得講座でもかなりの時間をさいて受講者にその方法を学んでもらい、日々の実践で身につけてもらうようにしている。

共感的コミュニケーションでは「いまここ」にある自分と相手の感情とニーズを大切にする。
なので、セラピープログラムも、刻一刻と、自分と相手の状況・状態によって変化する。
つまり、即興性をとても大切にしているのだ。
臨機応変といってもいい。

プログラムは細部がユニット化されているので、組み合わせは自由にできる。
細部のアレンジもボイスセラピスト個人が工夫してもよいことになっている。
音読療法というその原理や原則、目的がしっかりと認識できていれば、それぞれが個性を生かしたセラピープログラムを作ってもらっていいと思っているし、クライアントもまたさまざまな人やケースがあるので、プログラムの固定化はあまり意味がないだろう。

世の中にはいろいろなセラピーがあって、なかにはプログラムが厳密に決まっていたり、セッションをおこなうときセラピストがいちいち進行内容について詳細に報告しなければならないようなものもあるようだが、音読療法ではそういう窮屈なことはおこなわない。
音読療法で大切にしているのは、セラピストがいつもマインドフルで共感的であり、相手と自分のニーズにフォーカスしながらいつも柔軟で個性的なプログラムを実施できるスキルとマインドである。

ボイスセラピストの資格取得講座には2級、1級、マスターコースと、それぞれスキルレベルの違いはあるが、大切にしていることはひとしく共通している。
そして資格取得後もボイスセラピストは自由に後続の講座に無償で参加することができる。
最新の音読療法の知識をいつでも更新しながら、スキルアップするチャンスをも提供している。

次回2級ボイスセラピスト講座の開催は今週末7月29日(日)。
詳細はこちら
(オーガナイザー・水城ゆう)

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